Home関節痛の種類 ≫ 発熱が伴う関節痛

発熱が伴う関節痛

GUM06_PH05063関節痛は発熱が伴う場合が多く、関節痛で訪れる外科の外来患者のほとんどが発熱を伴っているといいます。

そして、腫れ方や熱の度合いや痛みなどから明らかに関節炎と診断される場合と、詳しい検査で関節炎と診断される場合があります。

関節炎という名の通り、関節に炎症を起こしているのだから熱があるとは限らないようです。

 

しかし、多くの関節痛では程度のこそあれ熱があり、その熱の出方でも関節痛の種類を特定します。

40℃以上の発熱には、成人スティル病、細菌性関節炎、全身性エリテマトーデスなどがあり、関節炎の症状より熱が先に出る場合には、ウイルス性肝炎、ライム病、反応性関節炎、成人スティル病、細菌性内膜炎などが考えられます。

以上のように単純にどの種類の関節痛か判断できるものもあれば、総合的にみなければ判断が下せない関節痛もあります。

また、近年は簡単に海外へ旅行に出かけられる時代になり、海外渡航後の発熱と関節痛に悩まされる人も増えています。

海外渡航歴のある患者の発熱を診療するとき、「マラリア:マラリア原虫が体内に侵入」「デング熱:ネッタイシマカやヒトスジシマカによって媒介」「腸チフス:世界的にはチフス熱と呼ばれるチフス菌による感染」「アルボウイルス感染症:節足動物が媒介する感染症」他「リケッチア感染症」など多数の鑑別診断の候補に挙げられています。

 

このように海外で感染して、帰国後関節痛に悩む人も多く、外務省の「海外安全ホームページ」でも“海外へ渡航される皆様へ”として注意を呼びかけています。

Share this page

Copyright(c)「関節痛の悩み」研究室,All Rights Reserved.